うまれないたまごブログ
日々ゲーム(乙女ゲー多し)についてだらだら語り中
2008'11.21 (Fri)
クリムゾン・エンパイア:マーシャル×シエラSS『Beside of you』
思いの外シリアス気味になったような……。
攻め攻めマーシャルを書くつもりが、思いの外弱々しくなったような……。
あれ………?
というワケで第二弾、クリムゾン・エンパイア、マーシャル×シエラSS書けましたー。
本文中の、邪魔してきた云々は特典テレカ・マーシャルの後ろにいる白髪のこの人です。
何だかマーシャルルートで絡んでくるみたいなので(妄想甚だしい!)。
明日は………明日から三連休に入るので、ラストは火曜日にUP予定です。
締めはアラロスのスチュアイSS。原稿が落ち着いたらサイトの方へもUPします(いつかなぁ)。
今回も、、、というかすべてテーマは『お出かけ』になってます。
ところでびずろぐ情報にて、攻略キャラ特集がいろいろとなされていたみたいですが、
その他にも、攻略は出来ないけどこんな素敵キャラがいるよ〜の中に、
マイセン・オランヌ・ロナウス・カーティスがいたようで。。。
え?おらんぬ???
ほんっきであの人攻略キャラとしてなってないのか!(吐血)
いや…出来るはずなんだけど、でもやっぱりアラロスでいうユウENDみたく、
二人の恋愛はまだまだこれからだけどあとは妄想しちゃってね☆
なエンディングなのかー!?( ̄□ ̄;)!! …まぁ噂ですからねまだわかんないよ…うん(苦笑)。
あとロゼMIXでしげっちゃんが歌うのはクリムゾンの新曲なのか………。
『Mirage』は前回歌ったもんね。。。今回はだから一人で来られるのね………orz
聴けると期待しただけにちょっとがっかり。・゚・(ノД`)・゚・。。
そいでは本題、マーシャル×シエラSS。。。
発売前につき、妄想&捏造部分が多々ありますが、大丈夫な方だけつづきよりどうぞ。
互いの関係、立場、環境、さまざまな点において、私と彼女は異なっている。
私には私の生き方があり、彼女には彼女の、譲れない大切なものが存在する。
よってそれがいつしか交わり手を結び、連なることなど有り得ない。
それでも尚、手に入らないものだからこそ欲してしまうのが人間の真理だと―――
私は常々考えている。
*
「おはようございます、シエラ。…遅れてしまい真に申し訳ありません」
今日は私たち二人に与えられた、数少ない唯一の休日。
「なら一緒に出掛けない?」と、先に誘ってきたのは彼女の方だった。
「気にしないで。私もついさっき来たばかりだから。
……それにしても珍しいわね。時間に厳しいマーシャルが遅刻してくるなんて」
嬉しそうに笑みを浮かべる彼女に、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「本当に、すみません……今朝方その、ジャスティン様が………」
「……ジャスティン様が?」
「いえ……何でもありません」
「何よー、自分から言い出しておいてそれはないんじゃない?」
「あぁ……と、そうではあるんですが…その………すみません」
頑なに拒絶したのが利いたのか、彼女はそれ以上深く追求してはこなかった。
それを彼女に言う訳にはいかなかった。話すには少々私情を挟みすぎている。
「今日こそ『二人で』出掛けましょう、シエラ。先日は邪魔をされてしまいましたからね」
「別に邪魔にはなっていなかったわよ?面白いくらいに彼、私たちの会話に入ってこなかったし。
むしろマーシャルの方がいちいち文句言ってきて五月蠅かっ―――」
「……シエラ、あれだけの大荷物を持たせておいて、それはないんじゃないですか?」
「冗談よ。今日は喧嘩せずに買い物しましょ」
先日、私たちに何があったのかは思い出したくもないので割愛する。
数少ない休日を邪魔をしてきた『アレ』についても、面白くないので割愛する。
そのとき、朝日が私たちを照らし出し、彼女の赤毛がきらきらと輝いた。
眩しいとばかりに顔を覆うとした、彼女の手を掴む。
「……マーシャル?」
不思議そうに私を見上げてくる彼女に、精一杯の気持ちを込め、囁く。
「綺麗ですよ」
「今日のあなたは……一段と綺麗です」
瞬時に目を丸くさせて見上げてくるあなたの顔が可愛らしい。
続けて頬を赤くさせるあなたの仕草に眩暈を覚える。
たまらなく、愛おしい。
「……何よ、この間はそんなこと全然言わなかったクセして」
「言う訳ないじゃないですか。先日は二人きりでなかったのに」
「……それは、、、」
「言って欲しかったんですか?この間も、今のように」
「からかわないで、マーシャル……」
「からかってなどいませんよ……本心です」
そう、本心だ。
けれど、押し隠し、決して伝えてはならない本心だ。
「―――なんて言ったら、どうしますか?」
「………なっ!!?」
「ふふ…まだまだ甘いですね、シエラ。敵である私に甘い言葉を期待するなど」
「そうね……でも、」
「でも………?」
「今の私たちは、『ただの友人同士』でしょう?」
その言葉に息を呑む。
「違うの?今のあなたは第一王子付きの侍従長様?」
「いいえ」
彼女の手を取り笑みを浮かべる。
「今の私は、『ただのあなたの友人』ですよ」
それでも―――
いつか戦わねばならぬ時はやって来る。
「…もう良いでしょ?いい加減手を離して………」
「シエラ」
手を解こうとした彼女の腕を、私はさらに強く掴んだ。
強すぎたのか、彼女の顔が苦痛に歪む。
「い……痛い、わマーシャル!」
「……そうですか?……でしょうね、痛いように掴んでいますから」
「あ、あなた何言って………!」
「……私から逃げようとするのが悪い………」
「マーシャル……?」
そう言って、あなたが私の顔を覗いてきたりなんてするから。
掴んだ腕を引き寄せ、彼女をその場で深く抱き締めた。
これもまた、無意識の行動。最近の私は、言動と行動に多くの矛盾を抱えている。
「………マーシャル……、泣いているの?」
その言葉に自嘲する。腕の中で彼女がおかしなことを訊くものだから。
「……何を馬鹿なことを。私が、第一王子の侍従長が、そんな弱い男に見えますか?」
私は無意識に、抱き締める腕に力を篭めていた。
「見えないわ。でも、私の『ただの友人』であるあなたなら、その可能性もあるかもしれない……」
それは彼同様、おそらく私が抱えているのと同じ気持ち。
いつか必ず訪れる―――別離の日。
抗うことなど、適わない。
「シエラ、今日は何を買いに行きたいですか?」
「え………?」
抱き締められたまま、彼が私に問い掛ける。その表情は、髪に隠れてまったく見えない。
「今日はせっかくの休日です。楽しみましょう、シエラ」
「うん、そうね。でもそれなら、離してくれる?動けないわ」
けれど、彼はがっちり私を抱き締めたまま決して離す様子がなかった。
―――明日には、また私たちは元の関係に戻る。
貴女は第二王子のメイド長で、彼に永遠の忠誠を誓っている。
ただ仕えるだけでなく、心も、何もかも捧げて、身体が朽ち果てようと貴女は最期まで彼のために尽くすだろう。
どう転んでもその関係はこれからもずっと変わらない、変われない。
それでももう、、、
この気持ちは仕事中でも関係なく、押し留められないかもしれないけれど。
「あなたの…傍にいたいんです。こうして、あなたの温もりを感じていたい……。もう少しだけ―――」
「マーシャル……」
「―――あと少しだけで、良いですから……」
だからどうか、今だけは私のわがままを許して欲しい。
我が主(あるじ)より命が下り、
貴女に剣を向けなければならない、そのときまで。
攻め攻めマーシャルを書くつもりが、思いの外弱々しくなったような……。
あれ………?
というワケで第二弾、クリムゾン・エンパイア、マーシャル×シエラSS書けましたー。
本文中の、邪魔してきた云々は特典テレカ・マーシャルの後ろにいる白髪のこの人です。
何だかマーシャルルートで絡んでくるみたいなので(妄想甚だしい!)。
明日は………明日から三連休に入るので、ラストは火曜日にUP予定です。
締めはアラロスのスチュアイSS。原稿が落ち着いたらサイトの方へもUPします(いつかなぁ)。
今回も、、、というかすべてテーマは『お出かけ』になってます。
ところでびずろぐ情報にて、攻略キャラ特集がいろいろとなされていたみたいですが、
その他にも、攻略は出来ないけどこんな素敵キャラがいるよ〜の中に、
マイセン・オランヌ・ロナウス・カーティスがいたようで。。。
え?おらんぬ???
ほんっきであの人攻略キャラとしてなってないのか!(吐血)
いや…出来るはずなんだけど、でもやっぱりアラロスでいうユウENDみたく、
二人の恋愛はまだまだこれからだけどあとは妄想しちゃってね☆
なエンディングなのかー!?( ̄□ ̄;)!! …まぁ噂ですからねまだわかんないよ…うん(苦笑)。
あとロゼMIXでしげっちゃんが歌うのはクリムゾンの新曲なのか………。
『Mirage』は前回歌ったもんね。。。今回はだから一人で来られるのね………orz
聴けると期待しただけにちょっとがっかり。・゚・(ノД`)・゚・。。
そいでは本題、マーシャル×シエラSS。。。
発売前につき、妄想&捏造部分が多々ありますが、大丈夫な方だけつづきよりどうぞ。
互いの関係、立場、環境、さまざまな点において、私と彼女は異なっている。
私には私の生き方があり、彼女には彼女の、譲れない大切なものが存在する。
よってそれがいつしか交わり手を結び、連なることなど有り得ない。
それでも尚、手に入らないものだからこそ欲してしまうのが人間の真理だと―――
私は常々考えている。
*
「おはようございます、シエラ。…遅れてしまい真に申し訳ありません」
今日は私たち二人に与えられた、数少ない唯一の休日。
「なら一緒に出掛けない?」と、先に誘ってきたのは彼女の方だった。
「気にしないで。私もついさっき来たばかりだから。
……それにしても珍しいわね。時間に厳しいマーシャルが遅刻してくるなんて」
嬉しそうに笑みを浮かべる彼女に、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「本当に、すみません……今朝方その、ジャスティン様が………」
「……ジャスティン様が?」
「いえ……何でもありません」
「何よー、自分から言い出しておいてそれはないんじゃない?」
「あぁ……と、そうではあるんですが…その………すみません」
頑なに拒絶したのが利いたのか、彼女はそれ以上深く追求してはこなかった。
それを彼女に言う訳にはいかなかった。話すには少々私情を挟みすぎている。
「今日こそ『二人で』出掛けましょう、シエラ。先日は邪魔をされてしまいましたからね」
「別に邪魔にはなっていなかったわよ?面白いくらいに彼、私たちの会話に入ってこなかったし。
むしろマーシャルの方がいちいち文句言ってきて五月蠅かっ―――」
「……シエラ、あれだけの大荷物を持たせておいて、それはないんじゃないですか?」
「冗談よ。今日は喧嘩せずに買い物しましょ」
先日、私たちに何があったのかは思い出したくもないので割愛する。
数少ない休日を邪魔をしてきた『アレ』についても、面白くないので割愛する。
そのとき、朝日が私たちを照らし出し、彼女の赤毛がきらきらと輝いた。
眩しいとばかりに顔を覆うとした、彼女の手を掴む。
「……マーシャル?」
不思議そうに私を見上げてくる彼女に、精一杯の気持ちを込め、囁く。
「綺麗ですよ」
「今日のあなたは……一段と綺麗です」
瞬時に目を丸くさせて見上げてくるあなたの顔が可愛らしい。
続けて頬を赤くさせるあなたの仕草に眩暈を覚える。
たまらなく、愛おしい。
「……何よ、この間はそんなこと全然言わなかったクセして」
「言う訳ないじゃないですか。先日は二人きりでなかったのに」
「……それは、、、」
「言って欲しかったんですか?この間も、今のように」
「からかわないで、マーシャル……」
「からかってなどいませんよ……本心です」
そう、本心だ。
けれど、押し隠し、決して伝えてはならない本心だ。
「―――なんて言ったら、どうしますか?」
「………なっ!!?」
「ふふ…まだまだ甘いですね、シエラ。敵である私に甘い言葉を期待するなど」
「そうね……でも、」
「でも………?」
「今の私たちは、『ただの友人同士』でしょう?」
その言葉に息を呑む。
「違うの?今のあなたは第一王子付きの侍従長様?」
「いいえ」
彼女の手を取り笑みを浮かべる。
「今の私は、『ただのあなたの友人』ですよ」
それでも―――
いつか戦わねばならぬ時はやって来る。
「…もう良いでしょ?いい加減手を離して………」
「シエラ」
手を解こうとした彼女の腕を、私はさらに強く掴んだ。
強すぎたのか、彼女の顔が苦痛に歪む。
「い……痛い、わマーシャル!」
「……そうですか?……でしょうね、痛いように掴んでいますから」
「あ、あなた何言って………!」
「……私から逃げようとするのが悪い………」
「マーシャル……?」
そう言って、あなたが私の顔を覗いてきたりなんてするから。
掴んだ腕を引き寄せ、彼女をその場で深く抱き締めた。
これもまた、無意識の行動。最近の私は、言動と行動に多くの矛盾を抱えている。
「………マーシャル……、泣いているの?」
その言葉に自嘲する。腕の中で彼女がおかしなことを訊くものだから。
「……何を馬鹿なことを。私が、第一王子の侍従長が、そんな弱い男に見えますか?」
私は無意識に、抱き締める腕に力を篭めていた。
「見えないわ。でも、私の『ただの友人』であるあなたなら、その可能性もあるかもしれない……」
それは彼同様、おそらく私が抱えているのと同じ気持ち。
いつか必ず訪れる―――別離の日。
抗うことなど、適わない。
「シエラ、今日は何を買いに行きたいですか?」
「え………?」
抱き締められたまま、彼が私に問い掛ける。その表情は、髪に隠れてまったく見えない。
「今日はせっかくの休日です。楽しみましょう、シエラ」
「うん、そうね。でもそれなら、離してくれる?動けないわ」
けれど、彼はがっちり私を抱き締めたまま決して離す様子がなかった。
―――明日には、また私たちは元の関係に戻る。
貴女は第二王子のメイド長で、彼に永遠の忠誠を誓っている。
ただ仕えるだけでなく、心も、何もかも捧げて、身体が朽ち果てようと貴女は最期まで彼のために尽くすだろう。
どう転んでもその関係はこれからもずっと変わらない、変われない。
それでももう、、、
この気持ちは仕事中でも関係なく、押し留められないかもしれないけれど。
「あなたの…傍にいたいんです。こうして、あなたの温もりを感じていたい……。もう少しだけ―――」
「マーシャル……」
「―――あと少しだけで、良いですから……」
だからどうか、今だけは私のわがままを許して欲しい。
我が主(あるじ)より命が下り、
貴女に剣を向けなければならない、そのときまで。
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